ビブリオ俱楽部第1作目「吾輩は猫である」by 夏目漱石


 記念すべき第1作目は、夏目漱石の「吾輩は猫である」です。(柊山房50号2022年8月発刊)

 

とても有名な小説ですが、私は読んだことはありませんでした。名前のない猫が語り手となり、飼い主やその周りの人間たちの様子や自分の周りの出来事を面白おかしく書いている作品といったイメージを持っていました。読んでみたら、大体あってました。しかし、物語の最後に猫はどうなったか知っていますか。きちんと読んだ方はお判りになるでしょうが、読んだことのなかった私にとって結構衝撃的な結末でした。未読の方は、是非読んでみてはいかがでしょうか。

 

 夏目漱石以外にも、森鴎外、太宰治、芥川龍之介、川端康成、宮沢賢治、樋口一葉、正岡子規、島崎藤村、石川啄木などなど、名前や作品名は知っているけれど実際の小説は読んだことがないものがたくさんあります。最近、これらの文豪と同じ名前の登場人物が活躍する「文豪ストレイドッグス」といったアニメが作られ、それらのキャラクターを装丁に使った文庫本も登場しています。きっかけはそんなところからでも、読み始めてみるのはいかがでしょうか。